
GW中は連日パタヤを訪れ物件やエージェント周りをしておりました。
実際にお客様やデベロッパー、現地エージェントの意見を聞きながらの現場視察はいろいろな学びで一杯です。
今回も新規プロジェクト、建設中プロジェクト、完成済み物件などいろいろ見て回ったのですが、物件選びの際に改めて大切だと痛感したポイントがありましたので、参考までにシェアをさせていただきたいと思います。
実際に物件を購入される際に、一体どれだけの方が、本当の意味でのリサーチをしておられるでしょうか?
プロジェクト名から始まり、そのコンセプトやデザイン、デベロッパー情報、過去の実績、プロジェクトの立地、競合の有無、比較、価格帯、そしてユニットレイアウトなど、ひと通り確認してから、購入を決められていると思いますが、リサーチはしすぎても、しすぎるということはないと言ってよいほど、重要なプロセスであると考えています。
リサーチをするにあたって大切なことはいくつかありますが、まずはっきりとさせておかなければならないのは、
「その地に不動産を購入する目的」です。
まず、こちらありきで、はじめてその目的を達成することができる物件をリサーチしていくことになります。
間違ったゴールを設定して、いろんな人の協力を仰いで進んだとしても、結局は間違ったところへ、より早く着いてしまうだけで、最初のはしごの掛け違いにならないように注意することが大変重要だと思っています。
例えば目的が投資だったとします。
それも空室率を抑えられて、値下がりもしにくく、周辺の発展とともに、あわばインフレ率以上に値上がりも期待できる物件、それでいて、10年後に売却という出口もしっかりととれるという、理想的な物件。
こういった物件はみんなが探しているので、なかなかお目に掛かることはないのですが、昨今の不動産弱含みのパタヤなどではこういった物件に将来的になれそうなプレビルドの割安物件が出ていたりします。
今回の記事で具体的なリサーチ方については触れませんが、
そういう物件とはどういう物件なのでしょうか?
一言でいうと、、、、、。
「ユニークな物件」ということができると思います。
ユニークと言ってもいろんなケースがありますから、今回は空室率も抑えた上でのユニーク物件ということで、パタヤでも最も需要の高い、セントラルエリアの好立地の物件ということで仮定致します。
それらセントラルエリアの物件の中で、例えばCentra Avenueを候補に挙げたとします。
デベロッパー良し、立地良し、デザイン良し、価格、まあ何とか大丈夫そう、となった時に、あと残るのは、、、、。
「そのユニットがユニークであるかどうか?」と言うことです。
このCentra Avenueでユニークとはどういうところかと言うと、やはりまずはプールビューであること、そしてなお、全体の中でも数%しかないレアなビューが見られるユニットということになります。
一つの例として、以下の写真を比較して見て下さい。
Pool viewで一見すると非常に良い感じですが、、、、。
違いが分かりますでしょうか?
そうです、同じ階の1Bedタイプの間取りで、プールビューでありながら、かたや対面に他人の生活空間が見えてしまうユニットと一直線にラグーンプールを見渡せるユニット。
どちらがユニークなユニットかお分かりになりますよね。
投資家の方にこんなことをわざわざもったいぶってお話することではないのですが、この違いは特に投資の場合は大きく、賃貸にせよ、売却にせよ、そのし易さに大きな差がでます。
もちろん売り出し価格にも差がでているかと思いますが、昨今の様なマーケットが弱含みな際にはそういった物件がお手頃な価格で出てくることがあります。
このような事をわかった上で、様々なリサーチを行っていくと、より良いユニークなユニットに出会うことができる可能性がアップすると思います。
あくまでユニークの一例ではありますが、参考になれば幸いです。
なお、プレビルド物件ではこういう現物での比較は難しいのですが、そういった場合は、既存の類似物件で同様の比較をしてみることで、ある程度の感じをつかむことができると思います。
この辺りがリサーチの奥深さというところですね。
是非色々と研究なされて、よいユニットを見つけて下さい!
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