ソンクラーン明けからパタヤを訪問される方が増えており、連休中2回、先週も3日、パタヤに行っておりました。
最近良く相談を受けることの一つに、
「間もなく完成、引き渡しとなるプレビルドのコンドがあるが、リセール、または賃貸に出すためにはどうしたらよいか?」
という質問があります。
これはお答えするのは簡単ながら、実行するのは場合によっては苦渋の決断がいることで、気安く返事することもできず、基本的にお会いしてから、詳細をお聞きして、実際にいろいろな情報をお伝えして、その上でお答えをするようにしています。
ここ数年、特にパタヤでは2012年以降から着工数、供給数ともに急激に増えてきておりますので、以前の様に、プレビルドで購入し、建設途中で売却、キャピタル・ゲインを得る的な投資が非常に難しくなってきているのは、何度も本サイトでも述べた通りです。
2016年中旬完成予定のサウスパタヤのUnixx。
本格的にパタヤ不動産投資ブームが起こった のは2−3年前位ではという感覚を持っており、その当時に購入なされた方が、物件の引き渡しを前に、実際に引き渡し後どのようにして運用していけばよいのか? その答えを探して色々と情報収集する中で、本サイトにも訪問して頂けているようです。
昨今増えている質問に対しての、一般的なお答えが少しでも参考になればと思います。
(今回はリセールではなくて、登記をして賃貸に出す場合のケースについて紹介致します。)
2nd ロードで存在感を増してきた、Centric Sea。
引渡し前後にやらなくてはならないことは大きく3つあります。
一つ目はお部屋のインスペクション。
以前これについては以下の様な記事を書いていますので、ご参考下さいませ。
プレビルドでコンドミニアムを買った場合の契約書で注意すべき点とは?その2
http://sriracha-pattaya.com/offplan-condo-contract-2/
完成が近づくとデベロッパーより、お部屋のインスペクションに来てほしい旨の通知が届きますので、現地を訪れて検査をすることになります。
検査、手直し、検査、手直しというプロセスを何度か繰り返して、登記、引き渡しとなります。
(タイにおられない外国人投資家の場合は、こちらは殆ど詳細にチェックなさられない、物理的にチェックが出来ない、そういうケースが多いようです。)
2つ目は、お部屋の内装。
こちらも海外在住の投資家にとっては厄介なことで、限られた時間内で必要なものをひと通り揃え、入居者が快適に住めるようにお部屋を整えていきます。
家具や電化製品などは購入して、指定場所へ置くだけですので、比較的簡単ですが、カーテン、網戸、ビルドイン家具などは、オーダーメイドになりますので、現地の業者に依頼して現場確認や採寸、そして作業中、作業後の現地での確認作業なども必要なため、時間も、手間も、そして言葉の面などで難易度も上がります。
3つ目は、レンタルに出すために現地のエージェントへ登録すること。
2と平行して、お部屋の写真などを用意して、各エージェントへ登録して周ることになります。
基本、スーツケース一つで入居できる状態にした上で貸し出すことが多く、そのほうが家賃も高く設定しやすいです。
インターネットやケーブルテレビ等の契約、公共料金の支払なども始まりますから、こちらも色々と管理が必要になってきます。
以上、コンドミニアムが完成してからは、短期間で様々な事を行っていかなければなりません。
なかなか頻繁にタイにお越しになれない方が多いでしょうし、滞在期間も限られるかと思いますので、この辺りはお早めに段取りされ、来る引き渡しに備えられることをおすすめ致します。
この辺り、僕の方でもスムーズな引き渡し、レンタル準備に向けて、サポートすることも可能ですので、何かお困りの事があれば、ご相談を頂ければ幸いです。
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