
先日いつものごとくシラチャの街を
車で走っていたときの事。
いつもは通らない道ながら、
何か妙に気になることがあって、
右折してみることに。
そうすると表通りからは見えなかった、
あっと驚く現場を発見してしまいました!
とあるプロジェクトの建設現場です。
そこにはこうありました。
『Citadines APART’ HOTEL』
世界に何十ものホテルを展開する
「Ascott Limited」ブランドのホテルです。
ホテルとありますが、サービスアパート的運営となっています。
スタジオタイプから2ベッドタイプまで、
全133室との事。
Accottのサイトより完成予定図を拝借してきました。
Ascottは既にバンコクで9箇所1800ユニット以上を稼動しており、
シラチャ進出でタイ国内10箇所目となります。
これまで大手資本が余り入っていなかった
シラチャのマーケットですが、
昨年後半から流れが変わって来ています。
それだけシラチャと言う街が、
大々的に注目を集めるようになったということでしょう。
本ホテルの進出は何を意味するのか?
、、、、、、、、。
Ascottという有名ホテルチェーンの進出により、
街の再開発が促進されることは間違いないでしょう!
そしてバンコク、パタヤ同様に、
古い町並みが近代化していくと思われます。
外資系最新のサービスアパートと
老朽化した建物のコントラストが、
発展する街を象徴しているかのように感じます。
ナイトスクエア跡地の開発もしかりですが、
水面下では大手資本のプロジェクトが
動き出しているシラチャ。
これまでのローカル中心の部分的な投資から、
大手資本による規模の大きな投資へ。
現在その過渡期に来ていると思います。
Citadines APART’ HOTEL も2014年中の開業を目指して
建設が急ピッチで行われています。
従来の外国人居住区からは若干外れながら、
ロビンソンまで歩いて10分は掛からない
好立地にあり、周辺への好影響も期待できそうです。
進出工場で働く日本人のベットタウンとしてのイメージが
先行しているシラチャではありますが、
このようなホテルチェーンや、
今後おそらく登場するであろう商業施設など
他欧米、アジア系の外国人、
そしてタイ人の中間層を引き付けることになれば
大変面白いことになると思います。
シラチャは街の規模からしては異常なほどの
日本人インフラが整う、かなり異色な街として始まりましたが、
そこから日本好きの集まる街へ、
タイ人、日本人そして他外国人問わず国際的な街へと
発展を遂げていってもらいたいものです。
自動車産業が発展を遂げた
東洋のデトロイトとしての知名度、
東南アジア有数のコンテナターミナル「レムチャバン港」への
アクセスの良さはそれを現実のものとするでしょう。
近年中国系、韓国系そして欧米の人の姿も
結構見られるようになってきたシラチャ。
シラチャの街が持つ、この穏やかでのんびりとした、
なんとも言いがたい、住んでほっとするような感覚は
日本人以外の外国人も感じているようです。
そういった雰囲気は残しつつ、
バンコクやパタヤとはまた一味も二味も違った形で、
洗練された街へと変わって欲しいものです。
シラチャのこれからの5年は目が離せません!
Citadines APART’ HOTELについては、
また随時状況アップデートしていきます。
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