シラチャ、パタヤの間に隠れて、
あまり目立たない存在のレムチャバン。
しかしながら、このチョンブリ県のポテンシャルを語る上では
欠かすことのできないユニークな街ですので、
今回はいつもと趣向を変えて、レムチャバンの街を少しだけご紹介したく思います。
レムチャバンはシラチャから約10キロ程度パタヤよりにある、
昔からのロジスティックの要衝で、
タイ最大、世界でも有数の港がある街として栄えてきました。
タイの物流の海の玄関はここレムチャバンなのです。
レムチャバン港を囲むようにして、
レムチャバン工場団地が広がっており、
ここは、三菱自動車、タイヤのミシュラン、
富士通など世界に名だたる多国籍企業も多数入居する、一大工業地帯です。
僕自身も10年以上前からこの街と関わってきて、
8年ほど住んだことがありますし、
物流業にも携わりながら、街や倉庫、
港を走り回っていた経験がありますので、非常に想い入れの大きい街です。
実は前に住んでいた自宅はレムチャバンにあり、
2年前にそこの家を売却したのですが、売れた金額はなんと購入時の2倍!
大通りに面しているわけでもなく、
近くにショッピングセンターがあるわけでもなく、
どちらかと言うと、かなり不便な場所にある小さな家でしたが、
そんなロケーションの家ですら倍になるという、そんな成長をしてきた街であります。
先日ローカルの不動産関係の雑誌に目を通していたら、
非常に気になる記事が目に止まりました。
「レムチャバンの人口、毎年20万人以上増える! 住宅の需要急増!」
年間20万人とはものすごい数字ですから、
記事の信憑性はおいておくとしても、
それにしても、活況の様子が否が応でも伝わってきます。
(なにせレムチャバンの公式人口は8万人なのですから。)
注)実際に住民票を移して、登録をしている人。
20万人規模で人が増えると、住宅需要がどうなるかはだれでも予想がつくことで、これからますます活気が出てくることでしょう。
周りで進む住宅開発のみならず、
増える車、トレーラーなどの受領車両、
レムチャバン港へ続く幹線道路の酷い渋滞、
数年前より止まることなく続いている、インフラ工事、
商業施設開発などなど、
レムチャバンの変貌もシラチャ、パタヤと比較しても、引けを取りません。
両街と比較すると、
外国人居住地としての開発はあまり進んではいませんが、
こうした工場団地や港で働く人々への住宅需要は年々高まってきているのです。
それに連れて、地価、住宅価格も上昇しており、
レムチャバンのスクンビット沿いの地価は1500−1600万バーツ/ライとなっていて、シラチャ郊外のJ Park からタイガーズ辺りの地価と大差がなくなってきております。
地価の上昇が著しいですね。
そんなレムチャバンの中でも注目のプロジェクトは、
こちらの
「Golden Center」
そして、
「Supalai Park Laemchabang」
大規模な土地に複合的な商業ビル開発と
大手デベロッパー、スパライ社によるハイライズコンドミニアム開発ですね。
詳しくは割愛しますが、
こういった形で、タイの地方都市全体が成長してきており、
日々の変化を見ていると、やはり成長している国に住んでいるということを感じますね。
レムチャバンの一等地で進む複合開発です。
シラチャのSKYと同コンセプトですので、期待が高まります。
レムチャバンの工業団地入り口に程近く、
スクンビット通りを挟んでGolden Center の向かいに建設が進む、商業施設群。
レムチャバンの新たな目玉になりそうです。
本サイトは、「パタヤ不動産ニュース」と名乗っていますので、
パタヤ周辺の記事が多くなりますが、
こういった形で、広義での地方の成長に目を向けた情報発信にも今後力を入れていければと思っています。
不動産はもとより、様々なビジネスチャンスにも気づくことができるような情報をお伝えできれば幸いです。
一人ではとても掴みきれないほどのチャンスがあふれているチョンブリの特色ある街。
是非みんなでこの街とともに成長していければ嬉しく思います!
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