4月に入ってからというもの、
本当に暑くなってきたタイ、チョンブリ地域。
ソンクラーン真っ只中ですから、それは仕方ないですよね。
僕は14回目のソンクラーンとなりますが、
いつになってもこの暑さは堪えますね。(笑)
さて、これまでも色々な新規プロジェクトを紹介して参りましたが、
今回はちょっと視点を変えて、
こういった形の開発もあるというものをご紹介したく思います。
先ずこちら。
9キロロードの裏通りにあるローカル向けアパートなのですが、
この物件新築ではなく、昨今リノベーションがされておりました。
『Ratcha Residence』というそうです。
日本人駐在員向けでも十分使用に耐えうる仕様という事で、
じきじきオープンの予定のようです。
僕はまだお部屋やロビーなど確認していませんが、
外から見た感じでは、きちんとしている印象ですね。
アパートのオーナーさんも色々と知恵を絞りますよね。
こういう発想は投資資金を抑え、
なおかつ付加価値を付ける事が出来ますから、
非常に友好的な手段だと思います。
このエリアは今でこそ、日本亭の入っているカラニングリゾートや、
魚やすの入るジャスミンリゾートなどがありますが、
一昔前までは日本人には殆ど縁の無いエリアだったのです。
僕は約10年前にシラチャへ移り住むことになり、
住居を探す際に、このエリアのアパートも数件見て廻った記憶があります。
当時で2000バーツ後半から4000バーツ位のレンジが
主流だったように思います。
街灯はありましたが、お店なども殆どなく、
薄暗くて、ちょっとさびしい地域であった事は間違いありません。
しかし今では、上記の両ホテル、サービスアパートと共に、
バンコクから焼肉「スタミナ苑」なども出店してきており、
徐々にではありますが、中心とはまた一味違った発展を遂げつつある
エリアという事が出来るかと思います。
先ほどのアパートオーナーもシラチャの時流を読み、
勝負に出たのだと推測します。
その読みは正しかったと思いますね。
中心部ではなくこのエリアに出店したのは、
車やトゥクトゥクを使ってでも集客は可能と踏まれたからでしょう。
家賃などがどのようになっているか分かりませんが、
狭いシラチャにおいて、美味しいものにかかる1-2キロの移動は
全く持って許容範囲内といえますし、
テナント料についてもメリットがあったのではと、僕個人は思います。
話が少々ずれてしまいましたが、、、、。
後もう一つ。
リノベーション物件といえば、
こちらもそういえると思います。
昨年オープンしたばかりの「Siracha Orchid Hotel」ですね。
このホテルの昔の姿をご存知の方が、
読者におられるか分かりませんが、
かつてここは●●だったのです。
いやらしいのでやわらかく書きますが、
元マーケットがあったところです。
僕が住み始めた当時から使われていなかった所で、
昨今なにやら工事が始まったと思いきや、
思いもよらぬ姿で現れたので、本当にビックリしました。
シラチャ中心部も老朽化した商業ビルも多数ありますので、
同じようなコンセプトでリノベーションして、
付加価値をつける手法が、用いられるケースも、
今後増えていくのではと思います。
かく言う僕自身がそういったコンセプトで、
物件オーナーや投資家の方に提案してみたいと
思っていることでもあります。
このような視点で、変わり行く街を歩いていますと、
頭の中が忙しくなりますね。
「ここの老朽化ビル、こんな利用方法があるのでは?」
アイデア一つで、オーナーさんの心を鷲づかみにして、
成長する街の勢いを借りて、
大きくビジネスを発展させる事も夢ではないかもしれません!
そんな可能性がいっぱいのシラチャの街です。
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