さて、前回少し引っ張ってしまいましたので、
今回は前置きなく、具体的に紹介していきたいと思います。
まず、僕のお客様の中でも一番多いのは、
「今、シラチャの不動産が良いって聞いたんですが、
行ったこともないし、ネットにもほとんど情報ないし、
現地に伝もないから案内して欲しいです!」
的なリクエストです。
そういうリクエストに対しては、
とにかくシラチャと言う街がどういうところなのか?
街自身と街を取り巻く環境を
大雑把につかんでいただく必要があると考えています。
シラチャのことを一般的に言うと、
「5000人以上もの日本人が住むバンコクから100キロほど南東の小さな街」
という説明で終わってしまいます。
日本人が小さなエリアに固まって、たくさんいるから、
日本人向け居酒屋やスナックなどが密集しているし、
日本語が通じる病院やサービスアパートなど日本人インフラも整っている、
だから、これからも日本人が増えるし、投資には有望!
そのような感じの短絡的な説明を受けて、
現地の不動産を数件見て、
購入を決められる方が多いように感じます。
そこになぜ5000人以上もの日本人が居住するようになったのか?
そしてこれからも増加すると言えるのか?
僕はそのイメージがリアリティ持って湧かなければ、
不動産やビジネス投資の真の動機には繋がっていかないと考えています。
確かに今現在は日本人向け物件は不足しているけれども、
1,2年後はどうなるのか?
中長期的にはどうなのか?
なぜそうなると言えるのか?
そういったことが肌で感じていただけるような視察を心がけています。
シラチャ小さな街ですので、
ものの半日もあれば
大体の雰囲気はつかんでいただけるようになります。
まずは地図を見ながら全体像の説明です。
中心部の目に見えるところだけが目に付きますが、
それだけではなく、50-100キロ圏内を鷹の目で眺めます。
それからですね、街の説明に入っていくのは。
ホテルやコンドミニアム、街の中心部、繁華街、
日本人多数居住地など諸々視察視察していきます。
鷹の目、蟻の目、両方で街を眺めます。
シラチャの日本語フリーペーパーの
『おはよーシーラチャ』の地図はいつも参考にさせていただいています。
そうするとなんとなくですが、
その街での生活がイメージできるようになってきます。
そして、愛着が湧いてくるようになります。
シラチャ一番のホテル&サービスアパートである
ケープラチャ向かいの土地を横手に見ながら、
「10年前、ここは舗装もされておらず、
夜間には裸電球が焼き鳥やバミーを売る屋台がぽつぽつとあるだけの
戦後の闇市みたいな感じだったんですよー。」
そんな昔話も交えながら街をご案内することで、
目には見えない過去の風景も想像して頂き、
そういったお話がスパイスになって、
さらに街の活気を印象付けることが出来ます。
12年位前はシラチャもまだまだ寂しいところで、
当時の様子を知っている方は、
ここ数年の変化にはびっくりされます。
まだ橋が架かっていない頃のローイ島
(丁度よい写真がなくて大昔の写真ですみません!)
そんなことを視察しながらお話していくと、
シラチャが今後どうなっていくのか?
ということについて、イメージが湧いてくるんですね。
そのイメージを持った上で
この街に投資するかどうかを検討すること。
それって非常に重要なことだと思うんです。
物件、土地、テナント、物価、諸々。
そういったことも大切ですが、
やはり最も重要なことは、
実際に肌でその街の空気を感じることです。
そんな視察を心がけています。
書いていて気付きましたが、
今回も具体性にかける内容になってしまいましたので、
次回はペルソナを決めて、具体的アテンド内容の一部を
ご紹介したいと思います。
引き続きお付き合いを!
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