シラチャで注目の住宅開発プロジェクトの一つ、本サイトでも何度か紹介しておりましたプロジェクトが一般公開されました。
サハ東急コーポレーション社の『HarmoniQ Residence』です。
シラチャのランドマークとなった、J Park のほど近く、日本人学校向かいというロケーションに今年12月1日、いよいよオープンとなります。
(第一期60数戸)
2ベッド、3ベッドといったご家族向け物件が足りていないシラチャにおいて、このHarmoniQ Residenceのオープンを待ち望んでいたご家族も少なくはないことでしょう。
以前の記事はこちらです。
まだお読みでない方は確認くださいませ。
シラチャ日本人学校前のサハ・東急プロジェクトの全貌?
http://sriracha-pattaya.com/sriracha-development-saha-tokyu-project-update/
8月下旬にモデルルームの公開が始まり、僕も遅ればせながら、先日見学に行って参りました。
モデルルームの見学は完全予約制ということで、ホームページ経由で予約を入れ、見学させていただきました。
日本人のご担当者お二人に大変丁寧にご案内していただきました。
お部屋、ファシリティ、サービスのの詳細は、サハ東急社さんのホームページを見ていただくとして、様々な点で大変勉強させていただきましたので、いくつか気づきをシェアしたいと思います。
HarmoniQ Residencenのホームページはこちらから。
http://harmoniq.sahatokyu.co.th/Home
まず、その間取りと品質が、「日本品質 (ジャパンクォリティ)」であること。
この点については、前々より言われていた通り、SCG HEIM(セキスイハイム)の施工、LIXILやTOSTEMの高品質なインテリア材の使用によって、見事に達成されています。
ただ良い材料を使用しているということにとどまらず、ユーザー視点で様々な工夫がなされていました。
例えば、大容量の温水タンク、極力防犯性を高めた玄関扉とガラス、気密性、防音性を併せ持つ壁材など、住む人のことを考えた作りになっていると感じました。
知り合いの日本人建設関係者も、「日本のマンションだね、これは。」と言っておられたので、その品質、トータルバランスは大変高いレベルにあるのだと思います。
と、良いことばかりを書いておりますが、
このような、人もモノも「オールジャパン」で開発されたタイでもおそらく初めてのプロジェクトなのではないかと思われ、それをこうして目の当たりにできたことは、当地に長く住む者として大変喜ばしいことです。
今後本プロジェクトに追随する形で、チョンブリのローカルデベロッパーのレベルが上がっていくというシナジーも発揮されることでしょうし、そうなることでもっと住み良い住宅、もっと言えば、街が出来上がってくると思うのです。
モデルルームオープンから3週間で約100家族以上が見学なされ、約20部屋あまりの予約が入っているということで、ご担当者もニンマリされておられましたが、それも大変な準備があってのことだと容易に想像できます。
しかしながら、厳しい言い方をすれば、まだモデルルームの段階ですので、これからはクラブハウスや共用部の完成度に注目が集まるでしょうし、なにより一番大事なことは、入居が始まってからの管理の部分です。
急ピッチで建設が進むクラブハウス。
「12月のオープンには必ず間に合わせます。」と担当者は力強くおっしゃっておられました。
シラチャ初の「オールジャパン」プロジェクト。
これからの発展を祈るとともに、本プロジェクトをベンチマークにして、ローカルのプロジェクトのレベルアップのためにも、僕ら現地に根ざす人間も協力していきたく思います。
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