チョンブリ県というのは南北に長い街で、
実は余りご存知ない方も多いのですが、
チョンブリも、
バンセーンも、
シーラチャも、
パタヤも、
全て同じチョンブリ県の街なのです。
それぞれがタイの中でもかなり個性的な街なので、
なんだか独立した県や大都市みたいな感じで捉えられている方もおられますが、
チョンブリの一都市という位置づけになっています。
特にパタヤ、シラチャは外国人にもその名を知られていて、
チョンブリという県よりも知名度が高いため、その傾向が高いように思います。
さて、そんなチョンブリ県ですが、
県庁所在地はチョンブリの街ということになりますが、
最近ここにバンコクの大手私立病院の建設が進んで来ています。
余談ですが、僕の住んでいるところもチョンブリの街ということになり、
いわば地元の発展の生き証人となっているわけですね。
バンコクの大手私立病院というのは、
『サミティベート病院』 です。
サミティベートはバンコク、そしてシラチャの日本人在住者にとっては非常になじみのある総合病院で、その病院がチョンブリに出来るという事は、チョンブリもいよいよ一つ街の格が上がるのでは、そんな期待が高まっています。
スクムビッド沿いの建設現場。
外国人の多いパタヤには昔から外国人が利用できるような、総合私立病院がありました。
シラチャも同様に、日本人居住者が増えるにつれて、そういった医療インフラが整ってきています。
そんな中、県庁所在地であり、
人口もそれなりで、富裕層も相当数いるであろうと思われる、チョンブリにはなぜ高級な医療施設が無いのだろうと、チョンブリに住み始めてからというもの、不思議に思っていたのですが、
やはりさすがに大手のサミティベートです、見事にその隙間を埋めるため、バンコクからシラチャに次いで、チョンブリへ進出です!
チョンブリ在住者としては非常に嬉しいニュースなのです。
シラチャのサミティベート病院。(少し古い写真です。)
どんな業界にしても、
僕はこれからタイは地方の進出が活発化していくと見ています。
それは何もパタヤとかシラチャとか外国人が大きな役割を果たしている街だけではなく、チョンブリのような地方都市の所得レベルが上がり、少しずつではありながらも、着実に生活インフラの底上げがなされ、豊かになっていく事でしょう。
ショッピングセンターやコンドミニアム開発などが注目されがちですが、こういった病院などの生活インフラ、しかもこれまでになかった高級医療の分野での進出という事を見ると、今後この街がどういった発展を遂げていくのかがうっすらと見えてくるように感じます。
あらゆる変化に敏感になり、変化の先頭に立てないまでも、2番手、3番手くらいには位置して、次に何が起こるのかを常に考えていきたいものです。
成長している地域では日常の変化が全てチャンスになります。
投資脳を鍛えるためにも、常にアンテナ張って日々の生活を送っていきたいものですね。
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