シラチャには日本人駐在員やその家族が数多く暮らしていますが、意外と知られていない健康習慣のひとつが酵素風呂です。今回はシラチャ暮らしの手帖として、この地域で酵素浴ができる数少ない施設「酵素の家(Ban Enzyme)」を紹介したいと思います。
酵素風呂とは
酵素風呂は、おがくずや米ぬかを住処とする大量の微生物がそれらを発酵させる過程で生み出す熱を利用して体を温める入浴法です。サウナや温泉のように外から熱を加えるのではなく、発酵という自然のプロセスから生まれる熱でじんわりと体の芯から温まるのが特徴です。
日本国内でも「酵素浴」「発酵温浴」として専門店が各地にあり、発汗によるデトックス効果や血行促進、冷え対策などを目的に通う人が増えている健康法のひとつです。タイでもバンコクを中心にいくつか専門施設があり、在住日本人はじめ、タイ人の間でも徐々に知られるようになってきました。
酵素の家(Ban Enzyme)の特徴
酵素の家は、おがくずと米ぬかのミックスタイプの酵素風呂を提供している施設です。素材の組み合わせによって感触や香りが変わるのが酵素風呂の面白いところで、ここは米ぬか100%の施設と比べると、サラッとカラッとした肌触りが特徴です。人によっては素材特有のちくちくした感触が最初は気になるかもしれません。

また温度が高い時にはちょっと変性した強めの匂いがすることがあり、そこは米ぬか100%の香ばしい匂いとは異なるため、好き嫌いが分かれるところかもしれません。
温度については、他の酵素風呂と比べても高めの部類に入り、60℃後半から70℃近くまで上がることがあります。初めて入る方は熱く感じることが多いようですが、体が慣れてくると心地よい温かさとして感じられるようになっていきます。

サービス面では、希望者向けにカッピング(吸い玉)も用意されており、入酵とあわせて利用することができます。また、来店のたびに写真を撮ってもらえる点も特徴のひとつです。体の変化は日々の生活の中では気づきにくいものですが、こうして記録が残っていると、続けてきた実感を後から振り返りやすくなります。

初めて訪れる方へ
酵素浴は、全身(顔を除く)をおがくずや米ぬかに埋めて、20分ほど発汗を促す形が一般的です。入酵用の服や着替え、タオル、シャワーが用意されているので、お越しの際は手ぶらで大丈夫です。

↑普通はこのような厚手の服を来て(フード付き)入っています。
先ほどおがくずがあたってチクチクするということをかきましたが、それは私が普通のマッサージ用の半袖、半ズボンの薄手の服で入らせてもらっているからです。この厚手の服だと直に肌に触れるのは最小限ですので、そこまでの体感はないかと思います。
そして周りが高温でも比較的大丈夫ではないかと。
ですが、大量に汗をかきますのでたっぷりと水分補給をして入ることをオススメします。
私は大体700−1000グラム位前後で体重が変化します。20分程度でこの発汗量はすごいですよね。
慣れるまでは、結構に身体に負担がかかるかもしれませんので、初めての方は、まず短めの時間から試してみて、体の反応を見ながら滞在時間を調整するのがよいかもしれません。
私自身、酵素風呂を続けてみて思うこと
ここからは個人的な話になります。私は以前、コラートにある米ぬか100%の酵素風呂に出会い、その心地よさにすっかりハマったことがきっかけで、通いやすい場所を探してこの酵素の家に行き着きました。かれこれ2年ほど前です。
当初は月に1回程度のペースで通っておりました。(ここしばらくは来れていませんでしたが。)
続けてみて感じているのは、まず発汗量が回を重ねるごとに増えてきたことです。デトックスされている感覚があり、基礎体温が上がってきている実感もあります。サウナとはまた違う、芯からじんわり体の内側から温まる感じが自分には合っていると感じています。
正直なところ、通い始めた頃は温度の高さやおがくず特有の感触に戸惑いました。ですが、慣れてくるとそのちくちく感すらも心地よく感じるようになり、久しぶりに訪れたときには逆に新鮮な感覚として楽しめるようになりました。効果や感じ方には個人差があると思いますが、少なくとも自分にとっては、体調を整えるための大切な習慣のひとつになっています。
酵素風呂は「試してみるとわかる」タイプの健康習慣だと個人的には思っています。万人におすすめできるものではありませんが、タイの冷房環境で冷えを感じやすい方、体のケアに何か新しい習慣を取り入れたい方にとっては、一度体験してみる価値があるはずです。シラチャでこうした施設が身近にあるのは、暮らしの中では意外と貴重なことだと感じています。
是非興味があれば試してみて下さいませ!
施設情報
酵素の家(Ban Enzyme)
Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/AqYtbsjbdDDfLGEw8

営業時間・料金などの詳細は、事前に店舗へ直接ご確認ください。
一応お店に貼ってあった料金表を添付します。


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