僕がはじめてタイにおいて不動産を購入したのは
今を遡る事9年、2005年の事。
レムチャバンの片田舎に
200平米の土地付き平屋の自宅を購入しました。
当時の価格で約300万円。
それが、8年後の2013年には、
ほぼ倍の価格で売却する事が出来ました。
僕の住んでいたエリアは、特にリゾート地でもなく、
近くにショッピングセンターがあるというわけでもなく、
学校や、病院が近いというわけでもなく、
ごくごく普通の田舎の生活コミュニティでした。
当時、僕が住んでいたレムチャバンの自宅。
本当に静かで長閑なコミュニティでした。
9年前と現在とを比べてみても、
特に大きく変化しているという事はありません。
確かに2-3キロ圏内では、
ローカル向けアパートが建つようになったり、
戸建てのビレッジ開発が進められるようになったり、
ソイの入り口にコンビニが出来たり、
若干の変化はありました。
しかしながら、大きくその地域の価値を高めるには
大変小さな変化だったように思います。
ビレッジ内のプール。
タイの分譲ビレッジではこのクラスでも
こうしてプール、フィットネスの公共施設が作られることが殆どです。
そんな状況でありながら、
土地の値段は上がり続け、
物件価値は高まり、
9年で倍、年率約8%ばかり成長を続けたわけなのです。
一方で、工場の進出がいよいよ活発化していた、
イースタンシーボード等の東部工業団地などでは、
土地の価格は2倍にも3倍にもなり、
当時からベッドタウンとして認知されていたシラチャの街においても同様に、
ここ10年で土地や建物の価値は数倍になったりました。
この状況はまだまだ続いています。
当時の僕に、先を見通す力と、潤沢な現金があったなら、
シラチャ中心部や郊外の宅地に転換できそうな土地を
大量に仕入れていた事でしょう。
投資に、もしもはありませんが、
過ぎてみて思うことは、このような事なのです。
こういったことは世界中で起こっていて、
かつての高度経済成長時の日本も同じでした。
右肩上がりで企業の業績は伸び、
サラリー、ボーナスは毎年増えていく。
年を経るごとにインフレが進んでいくため、
借金をしてマイホームを買っても、
目減りした元本に対して、返済を行なっていくようなもので、
不動産で財を成した方がゴロゴロと登場しました。
僕も知らない、日本の旧き良き時代です。
「あなたがシラチャ、パタヤに不動産を購入する目的はなんですか?」
今一度良く考えてみてください。
両地域には、爆発的な値上がりは望まずとも、
今後も20年以上に渡って、着実に伸びていくであろう、
バックグラウンドがあります。
過去の僕のように、
何の経験もなく、かなり行き当たりばったりに購入した
特に特徴の無い、田舎の自宅ですら、価値が倍になるという、
そういった事例はいくらでもあります。
しかるべき場所に投資をしたならば、
大きな時流に乗ることで、大きく資産を増やす事が出来るかもしれません。
しかしながら、このサイトを見てくれているあなたは
大きく増やすという事ではなくて、
一つの資産のポートフォリオとして、
シラチャ、パタヤ両地域と何らかの形で、
着実に、安定的に長期的に関わっていきたいとお考えだと思います。
そういった意味で、確実に伸びるであろう場所を選択し、
小額でも投資をして、将来への足がかりを創ること。
そういった視点も大切なのではと思います。
もちろんそんな中から、大きく伸びるエリアや物件が
出てくるものと信じております。
このサイトでも、僕の視点から色々な情報を発信していきますので、
少しでもお役にたてると嬉しく思います。
次回は、なぜ僕が古い家を売って、
新しい家に移り住んだのか?
その理由についてご紹介したいと思います。
伸びている国ならではのストーリーで、
不動産投資の観点からも参考になると思いますので、
是非お楽しみにしていて下さい。
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