売れているプロジェクトとそうでないプロジェクトとを見分けるために、あなたは何か基準をもっていますか?
投資家やデベロッパー関係者からの正確でリアルタイムな情報が、黙っていても入ってくるならば、ただただそれらに耳を傾けていれば良いのですが、僕のような一般投資家まではなかなかそういった情報は入ってきませんので、やはり情報は足で稼がなくてはならないと思っています。
さて、それでは具体的にはどういったことを行ったら良いと思われますか?
様々な方法があると思いますが、こういった方法はいかがでしょうか?
それは、、、、。
「デベロッパーのセールスオフィスを定期的に何度か訪れてみること。」
ほとんどのケース、購入した方以外は、そのプロジェクトのセールスオフィスを訪れることはなくなると思います。
大体、プリセール時の多くの人でごった返している折に、セールスオフィスを訪れ、そのプロジェクトが購入に値しないと判断なされたら、その後、そのセールスオフィスに出向くことはまずないでしょう。
建設の進捗状況や、デベロッパーのスタッフから伝えらえる販売状況は一つの判断基準となりますが、ただそれだけではそのプロジェクトのリアルな状況が見えないと思うのです。
すでに60−70%購入が決まっているから安全なプロジェクトということができるのか?
建設が順調なように見えるから、売れているプロジェクトということができるのか?
答えは、Yes とも、No とも言えるのではと思います。
それは、実態はそのデベロッパー以外には分からないからです。
だからこそ、様々な角度からの検証が必要だと考えています。
綺麗なモデルルームからでは分からないこともたくさんあります。
また、セールスオフィスのお話に戻りますが、複数回セールスオフィスを訪れることで得られるものは何か?
物件の最新情報であったり、来場者の数であったり、スタッフのモチベーションであったり、スタッフの入れ替わりだったり、セールスオフィスの管理状態であったり、、、、。
プリセール時や、ただ一度訪れただけでは分からない、様々なことを読み取ることができます。
海外の不動産、特に地方の名前も知らないデベロッパーのプロジェクトなどでは、綿密な情報収集が必要だと思います。
それによって、売れている、安全な物件と出会うことができると思います。
昨今の不安定な世界情勢だからこそ、地に足のついたリサーチが大切だと考えます。
日本在住の方ではなかなか難しいと思うのですが、そういった視点で現地のデベロッパーやエージェントと関係性を作ることで、より濃いリサーチが可能になると思います。
あのプロジェクト、今実際のところどんな感じかなぁ?
今度お時間作って、是非気になるプロジェクトのセールスオフィスを訪れてみてください!
この記事へのコメントはありません。