世界的なコロナウィルスの感染拡大により、読者の皆様も大変な影響を受けていることと存じます。
ウィルスの事が分かってくるにつれて、
「何かおかしいな?」
って感じている方も多いと思います。
すでにウィルス自体、若くて基礎疾患などのない人であれば、感染しても無症状で重症化する可能性はとても低く、
取り立てて恐ろしいものではないと言うことは分かってきています。
そもそも人類は元より、地球上の生命は「ウィルスと共に」共存しています。
ガンを始めとする生活習慣病が原因となり、日本だけでも毎日1,000人以上の方が亡くなっていることに対しては問題視せず、
新型コロナウィルスの感染者数(しかも述べ感染者数)を一日中発表し続けているマスコミを見ていると、意図して恐怖を煽っていると思えて仕方がありません。
私達が毎年遭遇している季節性のインフルエンザでも年間数千人の方が亡くなられています。
肺炎ですと、年間数万人規模で亡くなられています。
それなのに、
なぜ今回のコロナウィルスが特別なのか?
世界中でこれだけ大騒ぎされているのか?
私達はその理由、背景についてよくよく考える必要があると思っています。
SNSやメディア、マスコミから毎日流れてくるネガティブな情報によって、人々が恐怖心を煽られたり、マインドが冷え込んで行くことでの精神的悪影響の方がよほど深刻です。
「三密」を避け、外出やイベント他、自粛が進むことによって、経済は冷え込みますし、それによって企業の倒産が増え、大量失業、生活に困る人々が困窮しての自殺なども今後増えていくでしょう。
今後コロナが収束しても、この間に刷り込まれた、「三密」のネガティブなイメージは消えません。
ここタイにおいても同様で、主力の観光産業は壊滅状態で、国際的に自由に行き来できるまでの見通しはたっておりませんし、
サービス業、製造業においても購買力低下による消費の落ち込みで今後一層厳しくなることが予想されます。
世界のマクロ的な視点では、米中経済戦争の真っ只中での覇権争いの行方がどうなるのか?
(そのなかでコロナはきっかけでしかありません。)
そしてその先で、新しい社会構造への変革が促されていくでしょう。
「アフターコロナ」の世界は、3ヶ月前に元通りとはなりません。
リモートワークは続くでしょうし、ビジネスやコミュニケーションのオンライン化はますます進んでいきます。
大都市から地方への移住も促されるでしょう。
人々の交流の形、消費活動、観光や娯楽の形、これまでのすべてが変わっていくと思います。
このような状況下、私達はどうすればよいのでしょうか?
「そんなこと言われても、生活のことで精一杯で、何も浮かばないよ。」
そんな風に思われるかもしれません。
私もこのタイミングで今タイに住んでいること。
このチョンブリ県、シラチャという街に関わっていると言う意味は何か?
自分なりに自問自答している毎日です。
答えは出ないのですが、
とにかく後ろ向きにならずに、ポジティブに前を向いて自分が出来ること、コントロールできることに注力する。
それが今自分に出来る精一杯だと思っています。
かくいう私もこの1ヶ月余りの間、なかなか前向きに発信する気持ちを失っておりました。
このような状況になってはじめて、自身が社会的にも経済的にも、かなり他者に依存していたことを身にしみて感じているところです。
当たり前と思っていた事が当たり前でなくなり、埋め合わせしようにも、自分の力ではどうすることもできないことが山積みで、様々なことで方向転換や再構築を迫られています。
しかしながら、こんな状況下でも多くの方に支えられ、応援して頂き、なんとか活動することができています。
そのことに感謝するとともに、私も出来ることをして恩返しをしていきたい、
ようやくそのように考えられるようになってきました。
皆さんの中にも現在苦しい状況にある方多いと思います。
その一方で、
困難な状況にある方々をサポートしている数多くの人々の姿も見てきました。
「自分だけが良ければよい」ではなく、「他者への貢献」を考え、「利他の精神」で行動しておられる姿に大変感銘をうけておりました。
リーダーシップを持って、他人任せではなく自分自身で道を切り開く。
他者に対して、利他の精神で思考し、自分の出来ることを提供し、価値を届ける。
諦めずに、今出来ることを全部する、諦めずに前を向く。
余裕があればお金やアイデアを提供して助け合い、そして行動することが今ほど大切な時期はないと思っています。
私にはお話を伺うことしかできないかもしれません。
ですが、それでも何かのお役に立てることもあるかもしれません。
こういう時だからこそ、協力出来ることがあれば、協力したいと思いますし、何らかの相談の場づくりができたらと思っています。
こちらはあくまでも一例ですが、
現状、タイ及び日本側の渡航規制のために、タイに赴任することができない、または後任が来られないために帰国できない方が数多くおられます。
また、物件のオーナーやタイと、日本を行き来しながら、ビジネスをされている方におかれましても、
現状タイに渡航できず、お部屋の管理部分や、電気公共料金や管理費の支払いなどが遠隔でうまくできない、
タイ現地でのオペレーションをテコ入れしないといけなかったり、諸々手続き関係があるが、このような状況下進めることができていないなど、
様々なご不都合が生じていると思います。
まだ事態の収束のタイミングが見えず、いつまでになるか予想がつかない中、ビジネスの戦略の練り直しや、不動産の管理、お部屋探し、お引越しなどを検討するのは難しいかもしれないのですが、
こんな時期だからこその助け合いが大切だと考えています。
ですのでお部屋探しやビジネス、管理などに関わらず、コロナの情報や、シラチャ、チョンブリの役立つ情報等などの提供はもとより、
皆さんの様々なお困りごとなど、私達の出来る範囲でサポートできないか?
そんなことをぼんやりとではありますが、考えております。
このような状況下でもどうか前向きに、世の中のネガティブで些末な情報に惑わされることなく、とにかく自分がコントロールできること(自分自身のこと)に集中してポジティブに活動してまいりましょう。
あなたの困っていることや、どんな些細なことでも解決出来ることが1つでも2つでもあり、それによって少しでも前に進めるきっかけとなれば良いと思います。
「金本と話してみたい!」ってだけでもよいですので、興味ございましたら、個別にでもメッセージ頂ければ嬉しいです。
私がそうでしたが、利害関係なくお話できる人が身近にいて、ちょっとでも話をするだけで和らぐ不安もあります。
皆さんが前を向いていけるお手伝いができれば幸いです。
前を向いて諦めずに頑張りましょう!