タイの銀行口座開設の現状 *2023年5月現在

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本ブログの中でもアクセス履歴を見ますと、タイでの口座開設に関しての記事が結構閲覧されています。

それだけ《タイの銀行口座開設》は、まだまだ関心が高いトピックなのだと思っております。

10年以上前には旅行者でもパスポートだけで簡単に口座開設ができると言われていたこともありましたが、現状においてはかなりハードルが上がっていると言わざると得ない状況になっています。

先日、不動産購入を進めておられる方の口座開設をサポートする機会がありましたので、その時の状況を参考までにシェアできたらと思います。

先に言っておかなくてはならないのは、

2023年6月現在、


原則、「長期滞在ビザ」と「ワークパーミット」が口座開設には必要となります。

本記事では、誰でも簡単に口座開設ができるとか、なにか特別な手法があるということを紹介するものではなく、あくまで正攻法のやり方の一例となりますのでそこを加味して読み進めていただければ幸いです。


どこの銀行の、どの支店に言っても、必ずこの2点について確認され、それがないと拒否されることが殆です。

では、どういう場合に口座開設が可能となるのでしょうか?

それは、先述した通り、

不動産購入を前提とした口座開設 になります。

しかし、この場合でも結構めんどくさいなぁと思われる状況でしたので、不動産を購入前提の口座開設の場合でも以下の点ご注意下さい。

1)不動産購入契約書(きちんとサインの入ったもの)*デベロッパー、購入者、それぞれの証人含め

2)国際運転免許証などの英文で日本の住所が証明できる書類

3)タイの住所が証明できる書類(賃貸契約書、ホテルの住所、イミグレーション発行の住所証明など)

今回、シラチャのカシコン銀行の支店で開設をしましたが、結果としては開設できたのですが、

「不動産代金の決済にタイの銀行口座が必要」

である旨を、何度説明してもなかなか理解してもらえず、確認までにしばらく時間がかかりました。

窓口の行員さんからは、「ビザがないと開設できません。」と断られてしまうかもしれませんが、何度も説明するとマネージャーや大きな支店の別の方に確認をとってくれ、話が進んでいきますので、

諦めずに説明を続けてみて下さいね。

重要なのは、

「なんのために口座開設をしたいのか?」

目的をしっかりと説明することに尽きると思います。

今回の場合も、


不動産の売買契約書を提示し、この不動産の決済を来月予定していて、〇〇バーツを日本の口座から、今回開設予定の口座に振り込んだ後、銀行小切手を振り出した上で、デベロッパーに支払う予定です。

上記のように、理由と流れを簡潔に説明することで、行員さんにも理解して頂き、お話が進んでいきました。

当たり前の内容かもしれませんが、然るべき理由があっても断られてしまうことがあると言うことも伺っていましたので、今回改めて状況をシェア致しました。

なにかの参考になれば幸いです。


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