まもなく9月ですね。
題名そのままですが、洪水が発生し易い、
10月を前に、家の近くの通りでも治水工事が始まりました。
10月まで残り1ヶ月ちょっと。
もう少し早くから始めれば良いのにと思いながら、
いざ自分に目を向けて見ると、
直前に迫っている課題の準備が万端なわけもなく、
やはり人は切羽詰まらなければなかなか動けないものだと、
改めて感じました。
それではまずいので、今一度優先順位を確認せねばと、
人の振り見て我が振りを直そうかなぁと思っている所です。^_^
何でもポジティブにですね!
もっと早く落ち着いて工事してくれればよいのにと思いますが、、、。
さて、話を戻しまして、
タイはこの時期いたるところで洪水対策工事が行なわれています。
記憶に新しい2011年の大洪水後、
特に洪水に対しての警戒が強くなり、
不動産購入に際しても、
物件の広告看板に、
「ここは洪水しません!」
と大きく謳ってコマーシャルする位、
人々にとって大きな影響を及ぼしています。
洪水地域か、そうでないか、
このことは大きな意味を持っています。
しかしながら、タイ全体で見た場合、
これら洪水とは常に付き合わなくてはならないものであって、
その大小は当然ありますが、
数時間膝下まで水が溜まる事など、雨季には日常茶飯時だったりするのです。
逆に全くもって水害からフリーなエリアはないといえるかもしれません。
したがって判断すべきは、
「毎年ある時期になると必ず数日水が溜まるようなエリアか?」
そういった基準になるのではと思います。
ストレートに書きますが、
洪水はパタヤやシラチャでもあります。
パタヤの街もこの程度の水が溜まることはあります。
洪水というと大げさかもしれませんが、
「水が数時間溜まること」、
そんな表現がよいかもしれません。
短時間で集中的に豪雨が降れば、
排水が間に合わなくなり、
道路にくるぶし上まで水が溜まることはよくあることです。
もちろん雨が止んだ後1-2時間もすれば、
さーっと引いていきますので
それほど大きな心配をする必要はありません。
実際僕もよくお客様から質問を受けます。
「洪水は大丈夫ですか?」
そんな事を話している瞬間から、
大雨が降ってきて、建設現場前の道が水浸しになり、
危うくまとまりかかった契約がキャンセルになりそうなこともありました。(笑)
しかしながら、実際に、1-2時間で水が引く様子を見られると、
「こういう感じなんですね。これなら大丈夫ですね。」
とご安心頂く事が出来ました。
とかく、日本のメディアでは派手な絵しか放送しませんので、
タイはいたるところで数日水浸しになっているような印象を
受けておられる方も多いかと思うのすが、そんなことはありませんので、ご心配なく。
タイで生活する上では、
どうしても避けては通れない、雨季の風物詩的なことですので、
水が溜まるからと言って、
中心部のそこの土地やコンドミニアムが他より安かったりということはありません。
治水工事も年々進んでおりますので、
10数年前と比較すれば、ずいぶんと改善されました。
タイの大先輩に言わせると、
昔のスクンビッド通りはさぞや大変なところだったようです!
雨が降るとすぐに船が出てきて、、、、。
今はそんなことはありません。
いずれにしましても、タイで不動産を購入する場合の一つのポイントとして、
「重度の洪水エリアかどうか?」
ということも大切になりますので、
雨季にタイにお越しになられたなら、
そういった視点で街を眺めて見られるのも、色んな発見があって面白いかと思います。
一度はズボンのすそを捲り上げて、
何食わぬ顔で、水の中を歩いてみるのも、
タイエキスパートらしくてよい経験だと思います。(笑)
とはいいながら、場所に拠っては
毎年大きな被害をもたらす洪水だけに、
今年、最小限の被害でおさまってくれます事を願っています。
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