先日、タイで非居住者が銀行口座開設可能か、
実際にパタヤで5行を廻り聞きこみ調査してきました。
以下、簡単にシェアします。
訪れた銀行はバンコク銀行、クルンタイ銀行、
サイアムコマーシャル銀行、クルンシーアユタヤ銀行、
そしてガシコーン銀行。
結論から言うと、長期滞在ビザおよびワークパーミットを
持たない外国人が口座開設できそうなのは、
ここパタヤでもガシコーン銀行のみ。
ATM,ネットバンキングもできます。
↑このところ支店数やATMの設置数が増え、利用しやすくなったガシコン銀行、タイで4番目の規模。
日本人向けサービスにも力を入れています。
バンコク銀行も居住住所をきちんと証明できれば、
ビザは無くとも何とか開設してもらえそうな雰囲気は
ありましたが、他の3行はビザなしではNGです。
クルンシーアユタヤでは、外国人向けに
Non Residenceようの窓口でのみ手続きのできる
口座を開くことができるようです。
ATMでの引き出し、ネットバンキングはできませんが、
日本からの入金、国外への送金は可能な模様。
サイアムコマーシャルも長期ビザ(6ヶ月滞在以上)があれば、
色々交渉すれば、開けそうです。
数年前まではパスポート一つで簡単に口座開設できたのですが、
ここにきてかなり厳しくなってきています。
クルンタイの行員と色々話をしたのですが、
ここの所特に外国人口座を利用した犯罪(マネーロンダリング、テロの資金源)が多く、
指導も厳しいのですべて断っているということでした。
特定の国(イラン、イラクなど)はビザがあっても、
断るという徹底ぶりです。
外国人が数多く住み比較的審査のゆるいパタヤですら、
このような状況ですのでガシコン銀行も
いつ開設不可になるやも知れませんので、
口座開設を検討しておられる方は急がれたほうが良いと思います。
一行だけ、開設可能という状態は非常に不自然で
当局からの指導が入ることも懸念されますので。
ご参考になれば幸いです。
何か質問等ありましたら遠慮なくコメントやメッセージいただけました
分かる範囲でお答えいたしますよ。
↑ここ、セントラルパタヤのセントラルフェスティバルでは
このように各銀行支店が固まっており、しかも土日も営業しているのでとても便利です。
タイに長くなると、各行とも付き合いがあるので、一箇所ですべて事足りるここは大変貴重です。
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