前回は、タイ最大の港「レムチャバン港」を擁する、ロジスティクスの一大拠点としてのインフラ系開発を中心として、レムチャバンをご紹介しました。
今回は、その成長するロジスティクスの一大拠点で働く方向けの住宅開発、商業施設開発について、ご紹介したく思います。
随分と前になりますが、僕のアメブロ記事にて、レムチャバンの中心部にあるとある廃墟を紹介したことがあります。
こちらがその記事になります。
http://ameblo.jp/leomaoleaw/entry-11431285080.html
実はこの廃墟は僕がバンコクを離れ、チョンブリ県に移ってきた2003年当時からあり、其の頃から大変もったいないと思っていたのです。
この商業ビルがどうして廃墟になったのか、経緯はよくわからないのですが、色々とお話を聞いていると、どうも許認可の関係で、オープンできなかったのでは無いかと言われていますが、本当のところはよく分かりません。
これだけのビルが数珠つながりになっているため、消防法的にも問題があったのではないかと思われますが、どうなのでしょうか?
いずれにしましても、レムチャバンの摩訶不思議として、ずっと気になっていたビル群だったのでした。
しかし、この廃墟ビルに昨今再開発の動きが出てきまして、にわかにテンションが上がってきております。
上記は現在の現場の様子。
下記の以前の様子と比較して如何でしょうか?
隣のHarbor Mallが一帯を開発するのでしょうか、「Harbor City」と名付けられています。
期待のレムチャバン中心部の再開発だけに、10年来この地域に関わっているものとして期待が高まります。
ハーバーモールもタレートーンタワーのオフィスも入居企業がかなり増えていますし、ここ一帯が再開発されることで、ますます港湾地域に居住する人々を引きつけることでしょう。
レムチャバン唯一のショッピングモール「Harbor Mall」。
タレートンタワーには物流の街レムチャバンらしく、船会社、乙仲が多数入居しております。
タイ最大の港と湾岸工業団地を擁するレムチャバンの一等地の再開発によって、もっと住み良い街になってくることは間違いないかと思います。
これまでどちらかというと、物流や工場のインフラ整備が優先されていたように感じますが、昨今になって、周辺工場や物流施設で働くタイ人向け住宅開発も本格かしてきています。
こうした動きが加速すると、商業施設開発、港の拡張計画と相乗効果を生み、さらなる人口流入を促すのではと期待しております。
シラチャももちろん工業団地を支えるベッドタウンとして繁栄しているわけですが、こちらレムチャバンも負けじと成長をしていることを、こうして視察をすることで感じることができるのです。
というところで、大体1記事分の量に達しましたので、続きは次回に。
次回は、レムチャバンで進む住宅開発についてご紹介したく思います。
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