シラチャ、パタヤでコンドミニアムを購入なさるほとんどの方が、
「投資」
としてお考えだと思いますが、
投資として考えられた場合、どうしても避けて通れないのが、
「お客さん付け」
ということになります。
ご自分で利用するつもりで購入された場合でも、
状況の変化によって、予定よりもタイで過ごす時間が限定されたり、
場合によってはほとんど利用することがなくなったりすることもあるでしょう。
そういった時には必ずと行っていいほど、
空いているお部屋を賃貸に出すことを考えられると思うのです。
「この物件は今10%以上で回っていて、この後もキャピタル、インカムともに上昇が見込めますよ!」
そんな甘いお話が、
ネットや現地のデベロッパー、エージェントから聞こえてきますが、
実際問題、言われたとおりに、
左うちわ状態でエンジョイされている投資家はどれほどおられるでしょうか?
僕のところに日々寄せられる相談を見ているだけでも、
現状はそんなに甘いモノではないことを感じざるを得ません
そんな投資として購入した場合、一番のネックとなるこの
「お客付け」
現地では一体どうやって行っていけばよいのでしょうか?
様々なやり方があるのですが、
今回は、とにかく無料、
若干手間はかかるけどもだれでも出来るやり方をご紹介したく思います。
現地で実際にお客付けをご経験なされている方にとってみれば、
至極当たり前の事なのですが、
なかなかできていない方もおられるようですので参考になればと思います。
①コンドミニアムの管理オフィスに預ける
最初の一歩はこちらからと思います。
個人でお探しで、
ウォークインでいらっしゃるお客さんも結構おられますので、
まずは購入したコンドの管理事務所に声をかけておきましょう。
②地元の不動産エージェントオフィスに預ける
上記と同様ですが、
今度は地元の賃貸の仲介を行っている不動産エージェントのオフィスを回り、
購入したお部屋を彼らのデータベースに登録しておくことです。
こちら大きなところ数社、
小規模でも親身になって動いてくれそうなところ数社に登録しておきましょう。
あたればあたるほど、自分の物件が紹介される可能性が高くなります。
ここで注意したいのは、そのエージェントの対応や実力。
最近はどこのエージェントも自前のWEBサイトを持っていますので、
事前にそれを確認して、検索しやすいや、
問い合わせのしやすさなどをユーザー視点で確認しておくと良いかと思います。
さらにいうならば、
電話をして具体的な物件について問い合わせてその対応をチェックすることも重要だと思います。
よくあるのは、登録したは良いけれども、
自社のWebに掲載するだけ、また、掲載されるだけまだマシで、
全く対応してくれない会社などもありますので、要注意です。
数を回っているとそういった不動産会社の良し悪しが分かるようになってきますので、めげずに頑張りましょう!
③ショッピングセンターやレストラン等の掲示板での掲示
意外に見られているのが、
掲示板の「売ります、買います、貸しますコーナー」です。
トイレ前とか店舗内に、「お部屋貸します!」とかあると、
結構目につくことが多く、探している方はもちろんの事、
特にさしあたって借りる気が無い方も、
価格情報調べておこうみたいな感じで、見ておられることが多いです。
基本無料で掲載出来るので、
利用しない手はないかと思います。
このようなボードが目立つ場所にありますので、
一度見て見られたら良いと思います。
とまあ、ご自分でも無料で出来る、
簡単な客付けのやり方をご紹介いたしました。
当たり前の事のようですが、
こういった当たり前の事をしっかりと行うことで、
空室率は全く違ってきます。
ちなみに、①や②のやり方で成約した場合は、
エージェントフィーとして家賃の一ヶ月分(一年契約の場合)を支払うケースが殆どですので、ご留意下さい。
他にも色々とありますが、
基本は上記がベースとなります。
放ったらかしでもお客さんが並んで待っているような物件ならともかく、
とにかくできることを地道に行うことが肝要ですね。
そういったことが難しい方は、
このようなサービスを代行してくれる個人や現地エージェントにお願いするという手もあります。
お客付けはなかなか深いテーマですので、
また機会を見て取り上げていきたいと思います。
この記事へのコメントはありません。