5月22日に起こった軍事クーデターによって、
タイ国全土に発令されている夜間外出禁止令。
こちらはご存知の通り、6月3日、
タイでも最も重要な一大観光都市である、
パタヤをはじめ、プーケット、サムイでの夜間外出禁止令が解除されました。
それに続いて6月6日、
更に4都市、王室御用達リゾート地フアヒン、チャアム、
タイ人、外国人にも人気の南国リゾートである、クラビー、パンガーも夜間外出禁止令が解除されました。
バンコクはじめ、その他の地域では引き続き、
24時から4時までの外出禁止令は続行中ですので、
タイ在住の方、この期間中にタイにお越しの方は十分にお気をつけ下さいませ。
僕の住むチョンブリ県も外出禁止となっていて、
そのあおりを受けて、バンコクで用事がある時などは、
バンコクを22時ころには後にして、チョンブリには期限ぎりぎりの23時50分くらいに戻るという事を繰り返しています。
余りおすすめできるやり方ではないので、どうか真似しないでくださいね!(笑)
さて、タイはこんな情勢ではありますが、
実際の所、日常生活には大きな影響が出ていないのは、前回お伝えしたとおりです。
不動産に関しても、法律の変更で、
権利が保障されなくなるとか、
外国人の所有が認められなくなるとか、
そんな事は一切ございませんので、ご心配なされている方は、とにかくご安心下さいませ。
さて、今回パタヤでは他の地域に先駆けて
いち早く夜間外出禁止令が解かれたわけですが、
これはやはり軍事政権、おっと、ちがいますね、
国家平和秩序維持評議会(通称NCPO)も夜間外出禁止令による、
観光業への影響を問題視し、
治安的に問題ないと判断した地域から順に緩和したと見ることが出来ます。
特にパタヤは今回の政争とも関係が薄く、
バンコクがデモで大騒ぎしていたときでも、
普段と変わらず、平和でいつもどおりの賑やかな活動をしていた街ですので、
この判断は非常に合理的だと思われます。
NCPOも今回のクーデターは政府派、反政府派の争いを仲介し、
解決するためと再三言っており、
両者の衝突を避けるためのものという事を強調しておりますので、
極力経済や国際社会に与える影響を少なくしたいという思いが当然あることでしょう。
とはいえ、クーデターという言葉がどうしても全面に出る以上、
影響は避けられないのは現実ですが、、、、。
話がそれましたが、
現在パタヤに関して言えば、通常通りの状況に戻っておりますので、
この時期パタヤへの渡航をお考えの方はご安心していらして頂ければと思います。
各デベロッパーもセールスオフィスも通常通り営業しておりますので。
ここで一つ珍しい写真をご紹介したいと思います。
こちらパタヤのSoi15の写真です。
夜間外出禁止令のときは、こんな雰囲気だったようですね。
真っ暗なパタヤの通りはこんなにもさびしいものなのですね。
普段見ない光景だけにすごくインパクトがあります。
いつもはこんな状態ですから、何がおこったのか?って感じですね。
(上記写真はWalking Street)
ともあれ、日本のマスコミではタイの政情不安を掻き立てるような報道ばかりで、不安を感じておられる読者もおられると思うのですが、どうか過度に心配なされずに、当地の状況を見守って頂ければと思います。
何かありましたら、僕の方にも遠慮なくご連絡下さいませ!
こんな状況だからこそ、
これまで以上にシラチャ・パタヤから元気を発信していきたく思います!
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