③J Park、日本人学校、Tigar Zoo周辺新興住宅エリア
シラチャ中心部から東へ約7-9キロほど山側(東)へ登ったエリア。
バイパスや東部工業団地へのアクセス道路であることから、もともと交通量は多かったのですが、昨今まではBSCのゴルフ練習場、ボーリング場がポツンとあるという程度で、居住地としてはあまり馴染みのないエリアでした。
2009年に日本人学校が開校したわけですが、まだその折は周りには特筆すべきものはなく、どうしてあのような辺鄙な場所へ日本人学校を建てることになったのか、疑問に思うかたも多かったのですが、それから4年後、2013年にJ Parkがソフトオープンしてから、今後このエリアが大きく変わっていくことになったのです。
J Parkでは日本にちなんだイベントが年中頻繁に行われています。
シラチャ中心部からJ Park、さらにはバイバス通りにかかる高架道路を渡って、Tigar Zoo方面に向かいますと、沿線脇に複数のビレッジが見られるようになります。
現在このエリアは戸建て集合住宅(ムーバーン)のプロジェクトが目白押しとなっていまして、庶民向けから高所得者、外国人向けまで様々なビレッジ開発が進んでいます。
集合住宅プロジェクトの一つタイ大手デベロッパーの Q Houseが開発した 『CASA Ville』。
日本人のご家族も多数お住まいになられています。
なぜこのエリアにそう言った団地が立ち並ぶようになったのか?
これは私個人の推測ですが、もともと東部工業団地へつながる道路として利便性が高かったことに加え、バイパスへのアクセスが良いため、シラチャ市内はもちろん、パタヤ・ラヨーン方面、チョンブリ・バンコク方面への移動が容易であるということが理由の一つではないかと思います。
また、2011年秋に発生したアユタヤを中心とした大洪水によって、バンコク北部工業団地や住宅地が大被害を受けたことから、高台にあり、洪水発生の可能性の低い、当エリアに注目が集まり、それに伴って、移動してきた工場関係者の方々が住み始めるようになったということも大きな理由だと思います。
洪水後ますますシラチャ中心部の渋滞が酷くなったのですが、本エリアは郊外の幹線道路沿いに位置していますので、工業団地へのアクセスがよい上に、渋滞に巻き込まれずらい立地というのも特徴でしょう。
それら理由が折り重なって、住宅開発や様々な生活インフラ整備が進み始めており、当地域は新たなフェーズを迎えているように感じています。
高級団地『CASA Legend』の一室。
早朝から深夜営業のMax Value 他、レストラン、カフェなど、多数のお店も入るJ Parkが当エリアのハブとなり、日本人学校、オイスカ日本語幼稚園、早稲田日本語学校などの教育関連の施設も集まってきており、より日本人、タイ人のご家族にとって住みよいエリアになってきております。
当地域内での移動手段は、現在はソンテウ、トゥクトゥクしかないのですので、自家用車がないと少し不便ではあるのですが、もっと域内やシラチャ中心部との交通インフラが整って来れば、渋滞知らず、住環境の良さではシラチャ地域でも随一のエリアになるのではと思います。
一部のサービスアパートなどでは、独自にシャトルバスサービスを提供しておりまして、利便性を高めることに一役買っておられます。
特に、日本人学校、インターナショナル校に通うお子様を持つご家族にオススメのエリアです。
次、④その他(バンセーン、アオウドム方面など)郊外エリアへ。
お部屋探しのお手伝いのご依頼は、下の問い合わせからよろしくお願いします!
コメントを投稿するにはログインしてください。