先日面白い記事を見つけました。
5月10日のDaily newsからの記事です。
見出しに
「政争問題による経済の停滞、シラチャのコンドマーケットに影響なし!」
そのように題して、シラチャのコンドミニアムの堅調性が強調されておりました。
上記その記事の切抜きです。
全編タイ語ですが、読める方は読んでみてください。
非常に楽観的、強気な内容になっています。
この記事によれば、
シラチャの土地はここ4-5年の間に平均して500%も値上がりしたのだとか!
確かに僕達が初めて家を買う際に、
シラチャ郊外の戸建て物件を見て廻っていた時と比較したら、
500%とは言わないまでも300%以上にはなっていました。
この値上がり率、恐るべきですね。
海沿いに関して言うと、
現在1ライ(1600平米)が4000万バーツ以上するとのことで、
これも本当に驚く限りです。
シラチャの海沿いは、パタヤと違って、
まだまだ未開ですから、こんなに高くては開発も進まないのでは?
と心配してしまいますが、
そんな中でも着々とプロジェクトは進んでいたりするので、
あるところにはあるものだと感心してしまいます。
今回新しく登場する海沿いのプロジェクトがありますので、少し紹介します。
「THE ZEA」
なんと39階建て、585ユニットを有する
シラチャで最も背の高いハイライズコンドミニアムになる予定です。
今月16日よりプリセールが開始され、2017年中の完成を目指すという事。
場所はシラチャ中心部からバンプラ側に向けて3キロ程度走った海側。
シラチャ初のウォーターフロントハイライズ物件になる事から、
関係者の期待は高いですが、
中心部から離れたロケーションが賃貸需要的に
どのようなマーケットの評価を受けるのかは、今後気になるところです。
どんな新聞や雑誌の記事、またはデベロッパーの説明などを聞いていても、
「工業団地が拡大していて、日本からの投資もまだまだやってくる。」
「シラチャは日本人向けの部屋が足りていないから、投資に最適。」
そんな感じで関係者は皆強気なのですが、
果たして2016,2017年も売り手市場のままかどうかというと、
もう既に答えは出ているように思います。
そのあたりについてはまた別の機会に説明したいと思いますが、
いずれにしても、シラチャの不動産開発が去年から活況に入り、
これからもこの勢いが続いていくことは間違いありません。
不動産開発に関して言うと、この記事の見出しのように、
バンコクの政争の影響はないかと思いますが、
実際問題、間接的には自動車の販売台数は減っており、
その原因が観光業やその他小売の景気の悪さの影響とも言え、
そうなると、工業関係者の街であるシラチャは、
その影響が皆無かというと、けしてそういうことは無いのです。
こういった明るい記事や活況に見える、
開発現場だけに目を奪われずに、
実際の景気感を掴み、
広く情報収集して、的確な投資判断を下す、
そんな視点が求められているように思います。
そんな空気感もこのサイトで伝えられれば良いなぁと思っています。
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