今最も熱い工業団地。それは、、、、、。
『イースタンシーボード(Eastern Seaboard)』
ここは東洋のデトロイトと言われ、自動車産業のメッカとして、
この15年にわたって右肩上がりの発展を遂げてきました。
イースタン・シーボート工業団地(ラヨーン)はバンコクより
南東117kmのラヨーン県プルックデーン地区に位置しています。
開発総面積は約417万坪と非常に広大であり、
海抜60mを超える山を切り開いて開発された団地で、
洪水の心配もなく、また強固な地盤が特色となっています。
シラチャ、パタヤからは共に約30キロ、
車で40分ほどの位地にあり、本工業団地に務める外国人スタッフは、
シラチャ、パタヤのいずれかから通っているのですね。
本工業団地はヘマラート社という工業団地開発のデベロッパーと
サイアムフードプロダクツ社の合弁によって開発管理されています。
主に自動車関連産業、一般消費財産業および軽工業が盛んで、
入居企業214社が進出しており、
総投資額は50億ドルを超えています。
このうち約半分の109社が自動車関連の会社ということで、
どれだけ自動車産業の裾野が広がっているかが
想像できるのではないかと思います。
かっこいい言葉でいうと、一大自動車産業クラスターを
形成しているといえますね。
工業団地の全体地図です。
絶え間なく新規進出が続いている事から
まだまだ拡大を続けています。
完成車メーカーで言うとまずはゼネラル・モーターズ社が
ここでシボレーのセダンや1トン・ピックアップ・トラックを
生産していますし、フォードとマツダの合弁企業である
オート・アライアンス・タイランド(AAT)もタイ国内市場と
130カ国を超える海外市場向けに
1トン・ピックアップ・トラックを生産しています。
上はGMの工場です。
敷地400ライ(1ライ=1600平米 64万平米)
投資金額は10億USドルといいますから
その規模は半端ではありません。
109社の自動車部品製造会社は数多くのOEM製品を製造しており、
うち25社は世界の自動車部品メーカー上位50社に
ランク入りしているといいますから、世界の有力部品会社は
全てここに集積しているといっても過言ではありませんね。
新しく造成中のヘマラート2にある、フォードの巨大工場。
ここの近くには同様にスズキ自動車の工場が建設されており、
エコカープロジェクトが始まっています。
今一番熱いエリアがここですね!
開発、開発!
見渡す限り造成中。
ここにも2.3年の間に工場が建つ事になるのでしょう。
造成のフロントライン。
裏にはまだまだ造成可能な土地が控えており、
まだまだ発展の余地はあります。
ほんとに広大な土地です。
先ほど強固な地盤とありましたが、見ての通りの岩盤です。
地盤の問題はありません。
銀行や病院などの出張所や
日本食やイタリアンレストラン等も出ていて、不便はありません。
仕事を探すためにセンターの求人広告を熱心に見ている人たちです。
山のような求人に対して、深刻な人手不足が起こっており、
賃金も上昇しています。
といったように、かなりエキサイティングに開発が
進んでいるこの地域なのです。
これだけ企業の進出が続くとなると、
やはりスタッフの住居の問題が出てきますし、
外国人出向者の住まい、生活のインフラも重要になってきますね。
工業団地周辺の居住地も開発が進み、
一つの街が出来上がってきています。
それら旺盛な需要にこれからこたえていくために、
先回りして、シラチャやパタヤに投資をしていく事を
考えているわけです。
実際に自分の足で歩き、目で見て、肌で感じて、
それでもってどうなるかを予想する事。
すでに明らかになっている投資計画、進出予定計画。
何も特別な事ではないんですね。
その情報から何を読み取り、予想を立て、
少しだけ先回りをして、動いていく事。
それがビジネスだと思います。
この流れは止まりません。
中国から東南アジアシフトはますます進み、
自動車に限って言えばタイに、そして、
このイースタンシーボードに集中してきます。
その流れの中で、自らがどう動くか?
将来のことを思うとわくわくしますね!
このタイミングでこの場所にめぐり合えているという事に。
感謝、感謝です!
イースタンシーボードに赴任が決まり、
シラチャでお住まいをお探しでしたら、
是非下記の記事もご参考下さい。
↑宜しくお願いします!
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